2016.12.25 Ultimate Competition!!

2016年集大成!気合と緊張感漂う中、ディスクドッグコンペティション、スタート!!

Free Style WINNER

2016年最終戦のフリースタイル勝利を飾ったのは荻野陽子&メリーチーム

この一年は、戦い抜いた年となったのではないか?

1Rは流れの途絶えないルーティンに、難易度の高いセグメントをしっかりと決めキャッチ率75%。トップ通過にてゲームを始めた。2Rは追い上げる他チームからのプレッシャーもあるなか、不安要素の場面でのミスが相次いだがそれでも1Rのポイントが響き堂々の優勝。

本年度4戦3勝のこのチームの強さは、人並みならぬ努力からだろう。心から賞賛を送りたい。

Best Of Performance

この激戦の中、フリースタイルを魅了したと称される栄光ある賞を手に入れた 竹内理恵&レイルチーム

2Rの気合の入ったプレーは、誰もが心躍らされたであろう。怒涛の追い上げは73%のキャッチ率を叩き出し、惜しくも優勝は逃すものの上等なパフォーマンスを見せてくれた。

 

まだフリースタイル暦は1年も満たないこのチーム。

若さとパワフルさが犬・プレイヤー共にマッチした弾けるプレーを魅せてくれた。

今年は悔しさともどかしさでいっぱいであったかと思うが、ここで全力を出し切りこの賞を手にした事は今後大きな成長を呼ぶこと間違いなし。

 

このチームの大輪の華を咲させる日が待ち遠しい。

ONE Play

 

印象に残ったワンプレーを評価されたのは

スタンダードプードルの菅原学&文太チーム

バックボルトが輝いていた。

2Rはノリのノっていて、スキップスローやショルダースローも軽々とキメてしまう。

 

やっと文太の良さを引き出すスタイルに専念し、結果として2R目に出したプレーで、この賞に抜擢された。

 

夏から長期間かけてバックボルトを完成させてきた地道な努力に文太が答えてくれた一瞬だったでしょう。

表彰のときには泣きそうだ・・とおっしゃっていましたが、それだけ頑張ってきた証。

プレーの大きさではなく、向き合う気持ちとその諦めないチームプレーから勝ち取った賞に拍手をおくります。おめでとう

Free Style

1位 荻野陽子&メリー

2位 竹内理恵&レイル

3位 元山理恵&ルーク

4位 佐竹夏生&ビーモ

5位 平良里美&ジョセフ

 

6位 木原公次&エアロ

7位 安本義博&こむぎ

8位 菅原学 &文太

9位 伊津美泰葉&リアン

10位 本條祥司&福

11位 井上理香&ビクター

12位 奥野由加里&ゆず

13位 許田宙伸&ララ

Distance

1位 許田華音&セス 46P

2位 木原公次&エアロ 41P

3位 佐竹夏生&ビーモ 39P

 

4位 浅田義邦&エレン 39P

5位 竹内理恵&レイル 32P

6位 奥野由加里&ゆず 30P

7位 木原公次&リグ 24P

8位 安本義博&こむぎ 22.5P

9位 伊津美泰葉&リアン 18P

10位 浅田義邦&りょう 17P

10位 荻野陽子&メリ- 17P

12位 元山理恵&ルーク 12P

13位 平良里美&ジョセフ 10P

14位 坊孝典&クマ    4P

15位 安本千種&あずき 2.5P


フリースタイルは全13チームの成長ぶりを目の当たりにさせられた。

優勝の荻野メリーのハイレベルなパフォーマンス、竹内レイルの一皮向けた感動のプレーも目を引いたが

第3位の元山ルーク 音楽と犬のスタイルにマッチした、武士のようにワイルドなニュースタイルのフリーもギャラリーを釘付けにした。下積みが長い分か、爆発的なプレーに圧倒させられた。

4位の佐竹ビーモはフリー暦4ヶ月にも関わらず、臆さないスローイングスキルを光らせネットぎりぎりまで攻めるプレーでハラハラさせてくれた。

5位の平良ジョセフも同じくフリー暦4ヶ月。そうは見えない丁寧で確実なプレーで犬の美しさを表現していた。

 

今後も更なるレベルアップを予感させるチームが続出!ひと時も油断は許されない。

各チームがパートナーの良さを追求することで個性あふれるチームプレーが見られた。

オリジナル。すなわち「ドッグスタイル」をどんどん引き出して、次回もコートで火花散るバトルを見せてくれ!


Distance

ディスタンスの王者となったのは、15歳プレイヤーと10ヶ月のパートナードッグ 許田華音&セスチーム

若手チームの勢いとそのフレッシュさは、スローイング・チャッチングともに現れていた。

 

 犬を信じきったキレのあるスローイング、疑いのない的確なキャッチング。これほどまでに短時間でお互いを信頼しきったプレーがあろうか?1・2R計7投中、3投はボーナスエリア。公式コートということもあり、今後恐ろしいチームとなるだろう

 

来春にはフリーでも負けないと公言。どこまで成長するのか・・

 

2位となったのは、ADF初表彰の木原&エアロチーム。10歳になったエアロとの呼吸の合ったディスタンスは、美しいほどのキャッチ率だった。

 

悔しさにじむ3位は、前回2連覇王者の佐竹&ビーモ。スローイングフォームを変更して望んだ大会だったが、自分のものにできず、もどかしさを見せたが得意の受け渡しでポイントを獲得。4位の浅田&エレンチームとのサドンデスでは表彰台を死守した。

お決まりの  ペアで気合の まけねーぞ!!! ショット 全8チーム


Free Play

1位 元山理恵&ライル

 

昨年は1歩も動かずに悔しい思いをしていたこのチームが、1分間が短く感じるほどの世界観を見せてくれた。

やっと楽しくなって来た頃だろう。惜しみなく時間を充実させてもらいたい。

 

Retrieve

1位 元山理恵&ライル

Pair Distance

1位 チーム飛ばし屋 feat ビクター 26P

 

2位 チームおせんべいfeat ゆず  26P

3位 竹内荻野ペア feat レイル 22P

4位 チームチキン feat エレン 18P

5位 チームペーパー feat ジョセフ 15P

5位 チームヤング feat セス 15P

5位 本條親子 feat 福 15P

 

8位 元山夫婦 feat ルーク 4.5P


もはやお決まりとなったペアディスタンスは、今回も大盛り上がりだった。

ある意味このペアディスタンスに賭けていた菅原井上ペアと、屈辱を晴らす!と悔しさに燃えた伊津美奥野ペアが一歩も譲らず激戦。サドンデスに持ち込み、両者2投中1キャッチの結果に後攻の菅原井上ペアのロングスローで優勝が決まった。

185ディスクで着々とミドルスローを投げ込んだ元山ペアは、タイミングが合わず。暗闇の中、ライトを照らしてう○ち拾いに励んでくださいました。

優勝候補が続々とあらわれた今回のペアディスタンス。さまざまな作戦が見られ、笑いを巻き起こした。

この戦いだけは、何起こるか分からない・・・来年も・・楽しみにしております!!